Before (改善前)

電気配線が必要となるユニット装置・ユニット機器は、安全上の問題や作業性を考慮して、金具にて固定をします。電気配線固定用の金具は、座板のタップを使用して取付けられることが多くありますが、固定のためには座板へのタップ加工を行う必要があります。また、タップ加工だけでなく、金具や取り付けボルトの購入費、組み立て費用など金具の取り付けにはさまざまなコストが発生するため、割高になってしまいます。

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After (改善後)

配線取り付け金具を、L曲げした板材に穴をあけた板金加工品へ変更することでコストダウンを行うことができます。電線を固定するだけの目的であれば、上記のような板金部品と結束バンドの固定で十分に機能を満たすことができます。電気配線の固定は、配線の絡みの防止、作業者の安全性の確保、作業性の向上などがあります。いずれも、大きなトルクや強い固定性を必要とするものではありません。目的に合わせてグレードを合せることでコストダウンを行うことができます。

POINT(要約)

多数の板金加工部品を組み合わせて製作されるユニット機器やユニット装置は、部品単体のコストダウンも検討しなければなりませんが、本来の目的に沿って、部品の必要性、グレードの確認を行う必要があります。特に、装置・機器類はオーバースペックになりがちなものもあるので、目的に沿って設計することがコストダウンのポイントです。